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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『人間たちの絆』(スチュアート・カミンスキー/扶桑社ミステリー、1995)
☆☆☆★★ 巻を追うごとに日本でもますます評価の高まる、警察小説シリーズ最新刊! 単純な物盗りの犯行に思えたが、実は綿密な計画的殺人だった。老刑事エイブ・リーバーマンは、巧緻な犯人を落とすことができるのか? だが彼は、身辺で続発する諸問題にも立ち向かわなければならない。それがリーバーマンの人生なのだ。同時進行する事件の中に、人間の哀感をこめた逸品。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 作者の「刑事リーバーマン・シリーズ」としては、本作が第四弾。因みに第三弾『冬の裁き』(1994)の方は、この一冊だけ読んで(もうかなり昔になりますが)2012年2月に感想を投稿しておりました。 あの時も書きましたが、カミンスキーという作家はかなりあちらでは相当ビッグネームなのだそうですが、個人的には、旧ソ連の民警を主人公にした「ロストニコフ捜査官シリーズ」が秀逸で、素晴らしかった。が、旧ソ連も崩壊し、このシリーズも終わってしまい、以来、カミンスキーの本にも疎遠になってしまってました。 で、最近図書館から借り出した手持ちの本が手薄になり、他に何かないかと立川市立図書館で懐かしくこれを見つけて借りた次第です。 前置きが長くなりましたが、舞台はあのシカゴ。ユダヤ人刑事のリーバーマンが、勘と推理と老練な駆け引きを駆使しながら、犯人を追い詰めていきます。そういう意味では、警察小説でもあり、古典的な倒叙推理小説でもある。 若い妻を自宅で殺した実業家。アリバイ工作は、親友の弁護士ケン夫妻と一緒にクラシックの演奏会に行ってたということで完璧。ただこれが(ネタバレになりますが)ケンの妻とデキていた実業家がグルになって口裏を合わせていただけ。実業家と当該妻が親しそうにしていたのを目撃したリーバーマンは、「妻殺しの一番の容疑者は、その夫」というよくある説を確信するわけです。 ただ、もう内容は覚えていませんが、『冬の裁き』の感想を今読むと、あの作品には「どんでん返し」があるとある。が、本作はどちらかというとシンプルで、リーバーマンら刑事の面々、リーバーマンの家族、犯人の家族と、いろいろな背景が描き込まれ、そういう作品でありました。
by sergeant_cooper
| 2017-06-26 04:52
| 書籍・映画
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