検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『日本の武器で滅びる中華人民共和国』(兵頭二十八/講談社プラスα新書、2017)
☆☆★★★ ベストセラー『こんなに弱い中国人民解放軍』に続く、待望の最新作! 中国の核ミサイルは、自衛隊のミサイル防衛システムでは打ち落とせない。加えて、ニクソンと毛沢東の密約の結果、日本には米軍の「核の傘」も存在しない。ところが、日本のローテク武器だけで中国を崩壊させるのは簡単なのだ! 中国という国家と人民解放軍の脆弱性を暴く第2弾!(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 前著『こんなに弱い中国人民解放軍』(2015)は、2016年1月に読んで感想を投稿しておりました。結論から言って、この本と合わせて、どちらも評点二つですが。 さて、タイトルで言う「日本の武器」「ローテク武器」とは何かと言うと(沈底式)機雷、なのだそうです。シナ大陸の沿岸は、ほとんど浅い大陸棚。別に日本が自分でやらなくとも、シナと対立しているベトナム、マレーシア、フィリピンに機雷を供与し、やらせれば良い。中共軍には掃海能力はないに等しいし、対抗して中共軍が機雷をばらまき始めたらこっちのもの。シナ大陸の港には危なくてどこの商船も近づかなくなり、結果、原油等の輸入を断たれた中共は、政権が崩壊する。 中共軍が持っている核兵器については、米軍が潜入して安全に奪取する。さらに付け加えた兵器としては、例の飛行艇が良い。オスプレイよりも航続力がある上に積載能力も高い。 とまぁ、機雷戦を仕掛ければ、自ずとシナ政権は自壊の途を歩み始めるので、これが一番費用対効果の高い政策であり戦術であるとしています。 また、尖閣諸島にしても、現在の日本の政権では、実効支配も何もしていないに等しいので、「トリップワイヤー」として順繰りに自衛隊を駐屯させ、いざ中共軍が攻めてこようものなら、晴れて「侵略国」認定して米軍とともに撃退すれば良い。 非常にシンプルな議論なのですが、おそらく著者としては、この程度のシンプルな政策さえまともに検討しない日本政府について、苦言を呈したいのでしょう。 が、個人的には、日本製の機雷がシナ大陸沿岸に敷設されようものなら、一体相手はどういう行動に出てくるのか想像もできない。国交断絶の上、駐中資産は凍結だろうか。日中の経済関係がここまで緊密に連携しているのに(=台湾とシナとの関係よりはマシですが)、あたらいきなり挑発的な行動がとれるものだろうか。 戦術思想としては理解しますが、外交政策として取り得るのかどうか、かなり疑問には思いました。
by sergeant_cooper
| 2017-06-01 06:00
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||