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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『なぜペニスはそんな形なのか』(ジェシー・ベリング/化学同人、2012)
☆☆★★★ 反響を呼んだ『性倒錯者』『ヒトはなぜ神を信じるのか』の著者によるエッセイ集。性と信仰の話題に加え、自殺についても語る。 生物学や進化心理学の視点から、われわれ人間の本性を、ユーモアも交え鋭く分析。気になる題名のエッセイから読んでほしい.、下品、不謹慎の先にある真実。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1975年生まれ。実験心理学者・コラムニストで、「サイエンティフィック・アメリカン」等の常連寄稿者だそう。現在は、ニュージーランドのオタゴ大学サイエンス・コミュニケーション・センター准教授。因みに、冒頭で断っておられますが、自らはゲイだそうです。 図書館の新着本リストで、この「扇情的」?なタイトルのこの本を見つけ、全くの興味本位(いや、下世話な関心)から借りてみました。表題の他、全33のコラムから成っており、ペニスの形、陰嚢の隠れた役目、自己フェラ、早漏、精液の秘密、陰毛、カニバリズム、にきび、マスターベーションの能力、小児性愛、動物性愛、無性愛者、ホモ恐怖、足フェチ、ゴムフェチ、(女性の)潮吹き、(女性の)オルガスム、ファグ・ハグ、埋葬、神と宗教、自由意志、自殺の適応的意味、自殺者の心理等、非常に多方面に渡っております。 上記の後半部分は多少「まとも」な話題だとしても、相当部分は、少なくとも日本の通念や社会常識からすると「変態!」の一言で斬って捨てられるものばかりですが、さすが「科学者」の著者、道徳等はいったん度外視して、先行研究事例も丹念にひきながら、解説(と私見)を述べられています。 なお、せっかくですのでタイトルの謎解きをすると、なぜその形、ですが、 どうやら進化的に説明すると、亀頭冠(のエラ)が広がっている人間のペニスの場合、この形だと、(誰か他の男性が先に精液を射精したとして)後から挿入したときに、亀頭冠のこの形状で、先の男性の精液を掻き出して、自分の精液に置き換えるのに都合が良いのだそうです。他の研究者たちも、張り型を用いて実験したらしい(!)。 ☆二つと、ワタクシ的には評点が低いですが、後半になるにつけ、同性愛やフェチや自殺や、タイトルとはかなりかけ離れて個人的にもあまり関心のない方面にコラムが広がったせいであります。個人的には、タイトルどおりの下世話な話をもっと読んでみたかった(?)。
by sergeant_cooper
| 2017-05-19 05:49
| 書籍・映画
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