検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
『教養としての世界史の読み方』(木村凌二/PHP研究所、2017)
☆☆★★★ 「混迷の現代」を読み解くカギは「歴史」の中にある。古代ローマ史研究の第一人者によるはじめての世界史講義。 教養としての「世界史」の読み方とは、「歴史に学ぶ」ということ、「過去と現在との関わり合いを知る」ということ。東京大学教養学部で28年間、教鞭をとった著者が教養として世界史をどう読むかを教える一冊。 文明の発祥、古代ローマとの比較史、同時代史、民族移動、宗教、共和思想…、世界史を読み解く上で大切な視点を新説や持論を織り交ぜて、わかりやすく、面白く講義する。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は、1947年生まれ。上記にあるように、法政大学第一教養部(3年間)、東大教養学部(28年間)そして現在は早稲田大学国際教養部で教鞭を執っている先生。 これまでのご経験からして、どうも学生は、語学力こそ向上すれ「教養」がない。それはどうも古典と世界史の理解に欠けるのではないか。学生側の問題以外に、歴史学者の側も、読んで面白くない学術書ばかり書いてきている。こうした問題意識から、世界史=今と結び付け、もっと具体的には、ご専門のローマ史をどう近現代史に通用するものとして読み解くか、と言う観点から書かれているようです。 本書の帯に、「養老孟司氏、推薦!」とあるので、相当面白そうな本かと期待しました。 が、確かにローマ史をベースに古今東西を論じるというのは、面白い切り口かも知れない。しかしですね、これは私の方の事情ですが、ローマ史となるとあの塩野七生さんの大著を読んだし、世界史系の本もいろいろ読んだ。そうなると、著者の解説は結構「知っている知識」が多く、今更感がありました。 本著の意図にあるように、これから(おそらくあまり勉強していない)学生が、最低限の教養として身に付けたいと思う時、最初に手に取る入門本として、「わかりやすく」書かれているので、良いのではないかと思います。ちょっと私には、もう少し突っ込んだ内容が欲しかったです。
by sergeant_cooper
| 2017-04-26 08:47
| 書籍・映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||