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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『エンジェルメイカー』(ニック・ハーカウェイ/ハヤカワポケミス、2012)
☆★★★★ 大物ギャングだった亡父の跡を継がず、時計じかけの機械職人として暮らすジョー。しかし謎の機械を修理したことをきっかけに、その平穏な生活 は叩きつぶされる。百戦錬磨の元スパイ老女、有能きわまりない美女、亡父の知人たち…。 個性豊かな仲間とともに、ジョーは世界を覆わんとする陰謀に立ち向かう。疾風怒濤の傑作エンタテイメント・ミステリ!(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 週刊文春ミステリーベスト10、2015年海外部門第6位。 作者は、1972年生まれ。2008年に『世界が終わってしまったあとの世界で』(ハヤカワ文庫)でデビューし、本作が長編第二作目とのこと。確かに、訳者あとがきにあるように、ハヤカワポケミス史上最長の700ページ超の「大長編」で、読みのに四日かかりました。 で、内容がですね、Amazonのレビューとかの好意的な評価や、文春ベスト10での6位という評価でもありますが、個人的にはさっぱりでした。 大物ギャングを父に持ちながら、祖父譲りの機械職人として真面目に暮らすジョーなる人物が主人公なのですが、彼の元に、精巧な機械仕掛けの蜜蜂の装置が現れる。何でも(ストーリーによると)第二次世界大戦時、英国政府がどうやら密かに開発していた「理解機関」なる秘密兵器(の片割れ)なるもののようで、うっかり作動させてしまった。なので世界は大混乱に。「更生器」なるものを当てはめると元に戻るそうなのですが、ジョーの元にはない。いやむしろ、悪役の、インドの元藩王が立ち塞がってくる。ジョーは、かつて藩王と雌雄を決した女スパイのイーディスらの助けを借り、戦うはめにー。 と、(無理やり)粗筋を紹介すると「そういうものか」と思っていただけるかとも思いますが、コミカルなプロットでもあるので、ジョーの父の時代、祖父の時代のエピソードや、イーディスがスパイ養成機関で鍛えられていた時代の物語も挿入され、話がこんがらがる。だいたい、機械仕掛けの「蜜蜂」が、どういう仕組みで「理解機関」(←これも正体不明。人の心を操る装置か?)として動くのかもよくわからないし。 ということで、ひたすらプロットを追いかけましたが、ほとんどお手上げ状態でした。
by sergeant_cooper
| 2016-07-12 05:57
| 書籍・映画
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