検索
プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
カテゴリ
タグ
NFL(540)
ライブ(220) 広島市(76) 試乗(75) 浜崎あゆみ(72) クラシック(69) 海外ドラマ(64) 中央線(62) けっとちゃっぷ(62) ジェフリー・ディーヴァー(53) ピアノ(50) ロシア(49) ラジオ(49) マイクル・コナリー(48) 内田樹(43) 以前の記事
最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタというと、ほぼ全集のギレリスのBOXセットと小菅優のセットを持ってます。これに最近、ポリーニが、何と38年かけて完成させたというBOXセットを買い足しました。
8枚組で、一通りようやく聴き終わりましたが、他と比較してのその感想。 1)ギレリス:「鋼鉄のタッチ」そのもの。重厚感のある打鍵感、怜悧とも形容できる速弾き、指さばき。堂々たる構築物の威容。 2)小菅優:全体として遅めのテンポを、かなり自由に揺らしながら、ダイナミックレンジを広く取り、非常に表情豊かなベートーヴェンを聴かせる。 3)ポリーニ:軽快とも言える快速なテンポ、重量感と言うよりも、軽く叩き鳴らす程度の打鍵感で、一気呵成に、しかも確信をもって進む。 別なCDで、リストのピアノ・ソナタが評判良いのを知って買い、その「見晴らしの良さ」からようやく、リストのこの難曲が「理解」できました。 ポリーニは、一貫性を持って首尾良くまとめてくれるピアニストだと思うので、ベートーヴェンも、極めて「見晴らしが良い」。ギレリスほどの「威容」感に圧倒されない分、聴いていて「掴み切れた」感を持たせてくれます。 番外編ながら、あのリヒテルの「熱情」(60年のカーネギーホールライブ)の「爆演」とは、確かに比べられません。リヒテルが破天荒過ぎて、同一平面上に乗らない。でも、ポリーニの確信を目の当たりにすると、全くもって、深く納得してしまいました。買って良かったです。
by sergeant_cooper
| 2016-07-02 08:57
| 音楽
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||