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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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昨日の祝日、ヤマハ「大人の音楽教室」の発表会でした!場所は、東西メトロ丸ノ内線の中野坂上駅から出たすぐの建物にあるハーモニーホール。9月から3か月半、この日のために、練習してきた。曲は、サザンオールスターズの「希望の轍」です。
第二部が始まる15分前には来るようにとのことで、現地着。私より前後の演奏者の演奏を、実際に目にして聴くことができました。普段のレッスンは、先生とのマンツーマンなので、他の生徒さんがどの程度なのか全然知らなかったのですが、よくわかりました。 それはさて措き、肝心のいざ私ですが、結論から言って、普段、家で練習してて上手く弾けたな、と思う時を100とすると、もう、正直言って残念ながら、60〜65程度の出来でした。 原因は、 1)もちろん、緊張したことはあります。ただ、思ったほど緊張でガチガチという自覚はなかった。出演者待合所で待っていても、前の演奏者の「音楽」を聴きながら待っていられるので、結構リラックスできました。評価減のマイナス分のうち、10程度でしょうか。 2)最大の問題は、ピアノのベーゼンドルファーです。レッスンで使っているヤマハのアップライトピアノに比べて、あくまで体感ですが、 ・鍵盤のストロークが、明らかに浅い。思ったより「上」のポイントで音が出る。 ・打鍵のタッチ感が、ヤマハだと、弾き始めの一番最初が(ハンマーを押し下げ始めるわけだから)ちょっとだけ重く、後はストーンと落ちて、カーンと鳴る感じです。 が、ベーゼンドルファーだと、ちゃちな木製の鍵盤をべちゃっと押している感じで、それが指にまとわりつく感じ。 ・なので、普段のような弾き方をしても、カーンを良い音が跳ね返ってこない。出だしから、非常に違和感あり、焦りまくりました。焦りが、(特に序盤の)ミス連発を生んでしまった。 ・以上のせいか、錯覚でしょうけれども、白鍵の左右方向が狭く感じ、黒鍵の高さ方向が低く感じた。要するに、窮屈な鍵盤に感じた。 先生も、発表会の前に、ベーゼンドルファーは、ちゃんと弾くと凄く綺麗な音で鳴るけど、しょぼく弾くとしょぼい音しか出ない、と言ってましたが、正に、私は図らずして「しょぼく」弾いてしまったわけです。 と言うことで、いきなり、生まれて初めての外国製の、タッチが全然違う(=とても同じピアノとは思えませんでした)ピアノを弾き始めて、もう、前半はガタガタでした。普段の練習でここまで崩れたら、さっさと止めて、もう一回最初からやり直します。 でも、昨日はぶっつけ本番なので、そうは言ってられません。繰り返しのフレーズを終えて何とか打鍵感が掴めてくると、ようやく後半、少しはましに、弾けるようにはなりました。が、それでも総じてみて、残念でした。終わって、外に出たら、ソファにヘタれ込んで、手で顔を覆って放心しちゃいました。 でも、終わってすぐ、控え室で先生が「完璧だったじゃないですか〜!!」と満面の笑顔でした。でもそれは、 「子供の頃、一年少々習っただけのオッサンが」「この4月から始めたばかりで」「発表曲も3か月練習しただけで」「それを初めて弾くピアノで」と、幾つもの留保条件を付けた上での話です。 個人的には、悔しかった。あのベーゼンドルファーを使って練習できてたら、きっともっと上手く弾けた、と思うと、嘆息します。 *** 前の会社の知人の方々が、休日だというのに、わざわざ観に来てくれました。以下、頂戴したコメント。 「習い始めて半年で、よくここまで弾けましたね!」(ありがとうございます) 「確かに、後半尻上がりに良くなった感じでした」(おっしゃるとおり。私も弾きながらそう自覚してました) 「来年は、今度はクラシック曲に挑戦ですか?」(来年のことは考えたくないです。正直、発表曲の練習で3か月以上もかかりっきりになるのって、精神的に負担が大きいです。ましてやクラシック、奥深い演奏が求められるのに、私じゃ逆立ちしても無理だと思います) と言うことで、午後3時半に第二部が終わり、集合記念撮影と記念品贈呈(楽譜用のフォルダーでした)があり、来てくれた皆さんと一緒にご飯食べました。例によって、お互いの近況報告もあります。こうして今もお会いできて、有り難いことです。 *** 因みに、私の「前後の発表者」について。 おそらく、初心者(簡単な曲)から、ある程度の経験者(難しい曲)という順序でした。ということは、私はちょうど真ん中なのでしょうか。 それはともかく、私より前の人、確かに、四苦八苦してました。観ていて気の毒なくらいな人もいた。でも、同好の士ということで、私ももう、手に汗握って、頑張れ!あと少し!そこはそんなに気にしなくていいから!と、完全に応援モードでした。我ながら微笑ましい。 その中の一人で、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」からの小序曲、を引いた若い(結構美人の)女性がいたのですが、ちゃんとドレスで正装して(=しかもそのドレス、かなり胸の谷間が見える)いるので、控室に戻って来られたら、思わずナンパ、じゃなくて、声掛けちゃいました「どのくらい練習されてたんですか?」。 曰く「子どもの頃少しやってて、ブランクがあって、また5年前くらいから再開しました」とのことでした。美人と胸の谷間に弱いワタシでした。 で、上手い順に並んでいると思われる「後の人」。 この方々は、圧巻でした。もう、「大人の音楽教室」のレベルを超えて、音高生、音大生レベル。 ドビュッシーを弾いた若い女性が二人。二人とも、ドビュッシーの色彩感がバッチリで、私もCDでドビュッシーは何回か聴きましたが、彼女たちの生演奏を見て、初めてドビュッシーが印象派と呼ばれる訳が心底、理解できました。開眼させられたと言ってもいい。それくらい、ほとんど隙がなく、パーフェクトに近かった。私(たち)が四苦八苦したベーゼンドルファーから、何とキラキラした音が出てくることか。 また、リストの「愛の夢」を弾いた青年、ショパンの「幻想即興曲」を弾いた老婦人。長年練習してることを十二分に感じさせました。弾きながら、リストやショパンの世界に没入している。聴く方も、安心して聴いていられました。 *** 観に来てくれた知人の方に、演奏の動画撮影を頼みました。ガタガタの演奏でも観て見たいという奇特な方は、YouTubeでこちらからどうぞ。 ※実は、演奏後にデジカメで再生してもらって、私それ見て、最初これ自分だと気付きませんでした。てっきり、幕間に譜面台直しに入る初老の係員かと思った。が、よく見たら、この白髪でデブなオッサンが、ワタシでした。何のこっちゃい。
by sergeant_cooper
| 2015-12-24 06:21
| 音楽
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