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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『朝日新聞』(朝日新聞記者有志/文春新書、2015)
☆☆☆★★ 2014年、朝日新聞社は、慰安婦問題、吉田調書問題、池上コラム掲載拒否問題と、三つの不祥事に見舞われた。日本のマスコミ界にかつてない三大スキャンダルに表出した朝日新聞の内部で、いったい何が起きているのか─。 本書は現役の朝日新聞記者たちが、その取材力を朝日新聞そのものに発揮し、自分たちが働く会社の実態を克明に描き出す。 彼らが暴く朝日の病巣は、けっして「左翼」でも「反日」でもない。硬直化した官僚的組織、人事評価システム、派閥の暗闘。そうした極めて日本的な組織特有の病に冒されていることが、すべての元凶なのだ。それだけではない。朝日の場合、今回のような不祥事すら、新たな権力闘争の道具でしかないのだ。背筋が寒くなるようなモラルハザードが、そこにはある。最後に彼らはこう警告する。 「極端な話、朝日新聞が残存する左派・リベラルの記者を一人残らず放逐したところで、今のような企業構造がある限り、こうした不祥事は必ずや繰り返されるはずだ」(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 出たか~!という感じの本です。 さんざっぱら他紙から叩かれて、その割には「それでも非はない、一定の役割は果たした」と言わんばかりの姿勢の朝日新聞でしたが、内部告発に等しい声を上げる記者たちもいるということですね。それはいい。 ただ、一読すると、やっぱりどうも、「秀才臭さ」というか「インテリ臭さ」というか、「上手くまとめた」という感が否めません。元々文章の上手い人たちですから、鋭く斬り込んだように思わせながら、どこか評論家的。 内容紹介を引っ張ってくるためにAmazonを見てみましたが、 「この本自体がイコール朝日の病巣」「内部告発ですら朝日脳」「素晴らしい自己弁護!」 と、やはり否定的に読んだ人も多いようですね。 因みに、既にこのブログでも書いていますが、当の私は大昔に、新聞を取るのは止めました。ニュース番組も見ない。ニュース、というか事実の発生を知るのなら、ネットで十分だし、突っ込んで知りたければ本を読みます。メディアって、昨日言ったことと今日言ったことが正反対でも、責任を取らないかのような態度(に見える)のに違和感を感じる。不偏不党、公正中立を盾にとって、いつも評論家的で当事者意識がない。そういうメディアって、いずれ必要とされなくなるような気がします。
by sergeant_cooper
| 2015-11-11 06:10
| 書籍・映画
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