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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『八八艦隊物語 栄光篇』(横山信義/徳間書店、1992)
☆☆☆☆★ 中部太平洋に来襲する米海軍を艦隊決戦で邀撃、撃滅せよ―。 呉軍港に勇姿を現した帝国海軍の悲願、八八艦隊。旗艦「長門」以下、世界最強の18インチ砲を備えた「伊吹」級4艦を含む16艦がついに完成したのだ。昭和16年末、優勢な戦艦部隊を頼みに、日本は太平洋戦争に突入する。 12月9日、マーシャル群島沖。連合艦隊は洋上の覇権を賭け「サウスダコタ」率いる米艦隊群を迎え撃つ。巨砲相撃つ死闘の行方は…。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) よく、太平洋戦争の「if」物のフィクション小説が、今でも書店に並んでいます。荒唐無稽だと思ってこれまで見向きもしませんでしたが、食わず嫌いも何だろうと思い、図書館にあったものを借り出しました。 設定を大雑把に言うと、史実であるところの、機動艦隊による真珠湾攻撃で大艦巨砲主義が過去の遺物となり、航空攻撃の優位性が前面に出たことを敢えて措き、帝国海軍が戦前に想定していたとおり、近海での艦隊決戦で戦争が展開した場合はどうなるか?、というのがおおまかなストーリーです。主な登場人物(将官)や、マレー沖で、英海軍のプリンス・オブ・ウェールズを撃沈したり、シンガポールを陥落したりという史実は採っていますが、それ以外はフィクション。 海軍が、軍縮条約を秘かに破って18インチ砲搭載の戦艦を建造し、結果、マーシャル沖海戦では、 ・日本側の砲撃の方が正確だったこと。 ・零戦の働きにより制空権が確保でき、航空機で弾着観測できた結果、砲撃が一層正確になったこと。 で、第一幕では日本がアメリカを圧倒します。砲撃で艦船がやられるとどれほどの地獄絵図かということが、よく描けていると思う。 この海戦に勝った海軍では、航空攻撃派はさらに発言力を失い、大艦巨砲主義の嶋田司令官が、己の栄達を求めて、身の丈を超えた作戦に突き進んでいきます。この後、このシリーズは「暗雲篇」「奮迅篇」と続くようですが、結局、日本軍の条約破りによって怒り心頭に発した米軍の猛反撃を喰らい、完膚なきまでに叩き潰されてしまうのだろうか?だったら、つまるところは史実と同じか?
by sergeant_cooper
| 2015-01-08 05:22
| 書籍・映画
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