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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『ろくでなしのロシア プーチンとロシア正教』(中村逸郎/講談社、2013)
☆☆☆★★ 復権著しいロシア正教会と大統領プーチンの癒着と野合。その末に生まれた超権力の構造とは?現地を縦横に歩いて観察し、混迷する社会のゆくえを展望した異色のロシア論。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 最近のロシア論は勉強していなかったところ、図書館の新着リストで本著を見つけ、読んでみました。 議論の柱としては、プーチンの庇護の下、国教化、世俗権力化する勢いの正教。そして、陰に陽に正教の権威を利用して、自らの権力基盤を強化しようとしているプーチン。この二つのようです。 この本を読むまで、正教がここまで民営ビジネスの類を認められ、収益を上げる団体になっているとは知りませんでした。また、ロシアの民主主義とは言っても、そのレベルは察しはつくとは思っていましたが、基本的に、プーチンが認めた範囲内での自由と民主主義しか実現してない現実も、あらためて思い知らされました。 そして、貧しい(ロシアでは、伝統的に貧しいことが恥ずかしいことだとは思われいなくて、むしろ貧しさを表すことは良心的だとさえ思われているそうですが)民衆は、敢えてプーチンに異を唱えることはせず、まるで中世の慈悲深きツァーリにすがるかのように、ただプーチンの善政に期待するのみ。 「ロシアを頭で理解することはできない、ただ信じるのみ」、「ロシアは腐敗しても堕落はしない」といった、昔からの名言(迷言)も紹介されていましたが、その意味もわかるような気がしました。
by sergeant_cooper
| 2013-09-28 05:58
| 書籍・映画
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