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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『さっさと不況を終わらせろ』(ポール・クルーグマン/早川書房、2012)
☆☆☆☆★ 増税も支出削減も、いまやることじゃありません。いま最も信頼できるノーベル賞経済学者がついに叩きつけた最終解答! リーマンショック以降、いまだに好転の兆しを見せない世界経済。なぜ目下の増税や財政緊縮は愚策なのか?失業者増加のダメージは一時的なものではなく、長期的にも経済をむしばむ?では、各国政府と中央銀行、そして我々が本当になすべきこととは? (以上、出版社の内容紹介より抜粋) 2008年ノーベル経済学賞受賞のクルーグマン教授の最近刊です。 以前から、教授の主張には魅力を感じておりました。人間を生身の人間として扱わないかのような市場原理主義を排し、数量モデルとか論理的整合性とかだけを頼りとする昨今の経済学の主流派ではない。 本著は、一言で言うと、ケインズ的な政策を大胆に実行すれば不況から脱出できるというもの。確かにこれまでも財政出動は(各国で)行われてきましたが、規模が小さく、継続的ではなく、やれ「財政赤字が増大する、財政規律が失われる」という反対派の声に合うとすぐ迎合して止めてしまった。これが逆に、またぞろ「財政出動には効果がない」という変な論拠を与えることにつながってしまった。 教授の声が政権にも届くであろうアメリカでは、第二期オバマ政権での政策反映に期待できるかも知れません。しかし翻ってわが日本では、1997年以来の増税路線が目前に迫っている。東日本大震災を契機とする大規模な財政出動の好機も逸してしまい、さらなる緊縮財政路線が採られようとしていた。幸い、その後は黒田新総裁の下、日銀が「異次元緩和」をして、これまでの政策とは訣別したかのようですので、取り敢えずはいいですけど。 そんなに「財政規律」が大事なのだろうか。経済をまず好転・拡大させてから、その税収によって財政を好転させるという順番は、採りえない選択肢なのだろうか。クルーグマン教授が日本政府の財政顧問にでもなってもらい、是非アドバイス願いたいものです。
by sergeant_cooper
| 2013-05-29 06:50
| 書籍・映画
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