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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『コブラ 上・下』(フレデリック・フォーサイス/角川書店、2010)
☆☆☆★★ 少年のコカイン中毒死をきっかけに、米大統領は南米コロンビアから流入するコカイン産業の撲滅を決意した。白羽の矢が立ったのは、「コブラ」の異名を持つ元CIA局員、ポール・デヴロー。冷戦を戦い抜き、その後の対テロ戦争にも従事した男。大統領から白紙委任状を取りつけたコブラはまず、「復讐者」ことキャル・デクスターを仲間に加えた。ドン・ディエゴ・エステバン率いるコロンビアのコカイン・カルテル「兄弟団」を目標とする、「プロジェクト・コブラ」の作戦が幕を開けた! 国際謀略小説の巨匠が放つ、ノンストップ・テクノスリラー。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 巨匠フォーサイスの2012年邦訳最近刊。帯にいろいろスリリングな紹介があり、書店で見つけました。 フォーサイスやジェフリー・アーチャーのようなイギリスの巨匠の「国際謀略小説」、お膳立てと展開が「お約束」的に間然とするところがなく、ある意味、勧善懲悪の時代劇を見ているように安心して読めます。本作も、デヴローがまず老練な手兵を集め、一の矢、二の矢と繰り出す作戦を立て、最後にはカルテル同士が疑心暗鬼になって自滅していくように仕向けていく。冷戦を戦い抜いた主人公ならではの戦法でしょう。 ストーリー的には、アメリカ国内での混乱がひどくなったあまり、大統領が自ら作戦中止命令を出し、裏切られた想いのデヴローは、「兄弟団」と密約を交わしながら暗殺される、という終わり方をしていまいます。ちょっとここらあたりが何とかならなかったか。 さらには、「お約束」の展開があまりにもお手軽な印象になってしまい、乱発された作品、という印象も残ってしまいました。
by sergeant_cooper
| 2013-04-03 06:39
| 書籍・映画
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