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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『破壊者』(ミネット・ウォルターズ/創元推理文庫、1998)
☆☆★★★ 女は裸で波間に漂っていた。脳裏をよぎるのは、陵辱されたことではなく手指の骨を折られたことだった。そして小石の浜で遺体が見つかる。死体発見現場から遠く離れた町では、被害者の三歳の娘が保護されていた。なぜ犯人は母親を殺し、娘を無傷で解放したのか?凄惨な殺人事件は、被害者をめぐる複雑な人間関係を暴き出す。 現代英国ミステリの女王が放つ、稀代の雄篇。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 原作は1998年ですが邦訳刊行は2011年12月と最近。作者の名前は、同姓っぽいサラ・ウォーターズとともに知っていましたが、サラの方は以前読んだ『荊の城 上・下』(2004)が圧倒的に面白かった記憶があります(このブログでの「2005年下半期のまとめ」にランクイン)。さて、初体験のミネットの方は? 容疑者が、第一発見者のプレイボーイの売れない役者、その悪友の化学教師、そして夫と複数浮かび、証言や証拠をつなぎあわせながらの「警察小説」となっています。古典的なフーダニットの雰囲気です。 が、結局のところ、あまり意外感のない容疑者が犯人として捕まってしまい、当該容疑者のアリバイ崩しや動機の特定以外、あまり捻ったところもありませんでした。作者のこれまでの作品はいろいろ賞も獲っているようですが、少なくとも本作は、期待したほどではなかったです。
by sergeant_cooper
| 2012-11-09 06:22
| 書籍・映画
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