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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『誰が「地球経済」を殺すのか』(浜矩子/実業之日本社、2011)
☆☆☆☆☆ グローバル化という言葉が使われ始めてから今日までの20年間を通じて、アジア通貨危機、サブプライム・ショック、リーマン・ショック、そしてまさしく今、地球経済を揺るがしている国々の財政破綻ショックなど、人々の経済活動は多くの混乱に直面してきました。そして、これからも、地球経済を巡っては様々な謎が発生し、様々な犯人探しに挑まなければいけない場面が発生することになるはずです。 どこでいかなる事件が起ころうと、次にどんな「地球経済殺し」的状況が発生しようと、真相を的確に見極める。その謎解きのための七つ道具が、「ドラマ」「人」「数字」「座標軸」「反対」「歴史」「言葉」です。この七つ道具を使えば、日本と私たちのこれからが、ミステリーを謎解くようにくっきりと見えてきます。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 昨今メディアでも目立つようになった気鋭の学者による近刊です。颯爽と登場以来、歯に衣着せぬ明快な発言や論述がとても新鮮(時には毒舌)で、これまで私も何冊か読みました。 本著では、象徴的なタイトルのひとまず「答え」としては、「我が身かわいさ」の経済行動、「僕冨論」とも言うべき経済運営が犯人とされていますが、その点については確かに実感を伴って理解できます。 それ以外に、読者が自分で考えて経済を読み解く「名探偵」となるために、念頭に置くべき考え方や目の付け所についても、事例を挙げていろいろ紹介しています。普段著者ご自身が実行なさっていることなのでしょう。私などは、耳障りの良い言葉はつい額面通りに、反対にただ扇情的な報道はこれもまた右往左往しながら、発信者の都合の良いように振り回されているクチと言えると思います。著者が示してくれたような冷静な思考方法が持てれば、と思います。
by sergeant_cooper
| 2012-08-18 07:33
| 書籍・映画
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