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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『マネジメントの日米逆転が始まる』(増田悦佐/PHP研究所、2011)
☆☆☆★★ 「西欧文明の血を引くアメリカのビジネスの開拓者たちにとって、工場というのはほんの一握りのエリートだけが考え、大衆はエリートの命令どおりに作業をするだけの場所だった。今、アメリカの大手企業経営陣を形成している一流企業のMBAを優秀な成績で卒業した連中は、少しは違った世界観、人間観、仕事観を持つようになっているのだろうか。もちろん、表面的にはテイラーやフォードのような正直な本音はおくびにも出さないだろう。だが、本質においては、まったく変わっていないと考えるべきだ」。 著者がこう記すように、アメリカやヨーロッパでは2011年の現在でも「奴隷の経営」がまかり通っている。こんな「古い経営」より、日本人のマネジメントははるか先を進んでいる。ある経済界の長老が言った。「社長としての条件は、一に健康、二に常識、ただそれだけで、それ以上のものであってはならない」。それ以上だと、何が起こるか。答えは本書にある。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著書の本は、『日本文明・世界最強の秘密』(2008)を読んで大仰天(良い意味で)して以来、大体読んでいます。眼の付け所が大方のジャーナリストや学者と違い、大変独特で、しかも(一応)データと論理に裏打ちされている。 2009年のリーマン・ショック、2011年の東日本大震災の際も、その直後に日本経済を擁護する論陣を張った本が緊急発売されましたが、これらの場合はいずれも「緊急」の感が強くて、少々論説が感情的で、強引に過ぎるかなと思えたものもありました。が、本著は少し頭も冷やして(?)、歴史、経営、データをゆっくり吟味した内容になっているように思います。 個人的な評点が☆三つと中間なのは、著者の議論としてはまぁ、これまでの議論からして「想定内」かな、という、新鮮味のなさで、初めて著者の本を読む方には目から鱗が落ちる内容には間違いないでしょう。
by sergeant_cooper
| 2012-06-11 05:57
| 書籍・映画
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