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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『プルトニウムの恐怖』(高木仁三郎/岩波新書、1981)
☆☆☆☆☆ 1979年3月、アメリカでスリーマイル島原発事故が発生した。本著は、第二次大戦中から冨と知と力を結集して始まった原子力利用について、核燃料サイクルの負の側面、プルトニウムの扱いにくさ、高速増殖炉の危険性について警告する。 近所の国立市公民館内の図書室で、「原発関連」として置かれていた相当古い(=1981年。旧ソ連のチェルノブイリ事故前)本ですが、福島原発事故を理解するのに役立つかと思って読んでみました。 扱っている事故はスリーマイル島が主(それ以外に、我が国では既に忘れ去られてしまっているような50年代の古いアメリカの事故や、事故隠しについても言及)ではあるものの、 ・そもそもプルトニウムにはどのような毒性があるとか、 ・原発はどのような設計になっているからどのような事故が起こり得るとか、 ・(政策仕分けでも話題になった)高速増殖炉とは何かとか、 基本的な知識をとてもわかりやすく解説してありました。また、それらがあたかも、3.11後に明らかになった原発政策の問題点も視野に入れているかのような洞察に満ちているのには驚かされました。 著者にはできれば、その後の30年間の時代の推移を含めて本著の増補改訂版を出してもらいたいくらいです。3.11を受けていろいろな本を読みましたが、ベーシックなところを押さえておくという意味で、必読と言えるかも知れません。
by sergeant_cooper
| 2012-06-06 05:47
| 書籍・映画
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