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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『オールド・ドッグ出撃せよ 上・下』(デイル・ブラウン/ハヤカワ文庫、1987)
☆☆☆☆☆ ソ連がカムチャツカ半島のカバツニャに設置したレーザー基地の猛威は、アメリカを震撼させた。空軍の偵察機と監視用衛星、さらに新型大陸間弾道ミサイルが一瞬のうちに破壊されたのだ。レーザー基地の存在をあくまで否定するソ連に対し、ついに米大統領はカバツニャ爆撃を決断する。その困難な任務を託されたのは、B-52を全面改装して最新電子機器と強力なミサイルを搭載したステルス爆撃機オールド・ドッグだった。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 調べてみると、読んだばかりの『台湾侵攻 上・下』(二見文庫、1997)はどうやらこのB-52の改造機「メガフォートレス」に乗務する航法士パトリック・マクラナハン・シリーズの第五作のようで、この『オールド・ドッグ~』が当該シリーズも含め、作者のデビュー作のようです。巻頭には、作者自身も務めた合衆国空軍戦略航空軍団への献辞が添えられているし、この老兵B-52への愛着ぶりも並々ならぬものがあります。 『台湾侵攻』では、爆撃機たった一機であれだけの活躍ができるものなのかしら、と素朴に疑問でしたが、もともとタフなB-52が、電子戦装備や対空装備を施され、いわば空の戦艦となっているようで、一発や二発ミサイルが当たろうと致命傷ではないし、そもそもその優秀な電子妨害能力によって、相手を無力化できるのですね。 本作ではアクシデントから飛びたってしまったオールド・ドッグとその一行が、期せずしてカムチャッカ半島に設けられた旧ソ連のレーザー兵器基地を叩く任務を与えられ、満身創痍となりながら(=給油のため、旧ソ連の田舎基地にまで強行着陸するくらい!)、無事帰還を果たしたのはお見事。B-52をすっかり見直しました。
by sergeant_cooper
| 2012-05-11 06:14
| 書籍・映画
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