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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『未来からのホットライン』(ジェイムズ・P・ホーガン/創元SF文庫、1980)
☆☆☆☆☆ アメリカ西海岸で技術コンサルタント事務所を開いているマードック・ロスは、スコットランドの古城に住む引退した物理学者の祖父に招かれ、友人のリーとともにイギリスへ向かった。祖父が政府の助けもなく、独力でタイム・マシンを完成させたというのだ。 タイム・マシン・テーマにいどんだJ・P・ホーガンのお手並みやいかに。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 当初の邦訳は1983年に出ているものですが、最近になって復刊発売されたらしく、書店で目についたので読んでみました。 冒頭、祖父リチャードが完成させたタイム・マシン(「時間間通信機」とでも言うべきもので、僅か数十秒前の「過去」の世界に、短いメッセージを送ることができるだけのもの)が一体全体、どういう壮大な物語に発展するのかわかりませんでした。おまけにそんなところへ、知人の科学者の核融合プラントでブラックホールが大量発生するというトラブルが起きたり、友人のリーが正体不明のウィルスに冒されたり、この同時多発的事件は何なんだ?、てな感じ。 しかしそれら全ての事故の原因と対処法を、このタイム・マシンを使って「過去」の私たちに入れ知恵し、少なくとも過去の世界は救ってあげようという善意で壮大な計画にスケールが上がっていくところが凄い。 作者の本はどれも、人間の良心や科学技術への楽観が根底にあると思っていましたが、本作でもそういうハッピーエンド的な結末に救われました。
by sergeant_cooper
| 2012-03-11 09:30
| 書籍・映画
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