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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『催眠 上・下』(ラーシュ・ケプレル/ハヤカワ文庫、2009)
☆☆☆★★ ストックホルム郊外で起きた一家惨殺事件。被害者の夫婦と幼い娘をメッタ刺しにするという手口から、背後に異常な動機を窺わせた。かろうじて一命を取り留めたのは15歳の長男と、独立して家を出た長女だけ。捜査を開始したリンナ警部は、催眠療法で知られるバルク医師に少年から犯人逮捕につながる証言を引き出してくれるよう依頼するが…。 全世界で話題騒然、翻訳権の激しい争奪戦が繰り広げられた、匿名作家のデビュー作。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) スウェーデン作家というと、いまや大御所のヘニング・マンケル、それに『ミレニアム』シリーズを上梓しながら他界したスティーグ・ラーソンが注目を集めている感があります。この作家は匿名ながら、その後の報道で実は著名な文学者であったことが判明し、続編も書いているとのこと。 作風として、淡々とした会話や情景描写でありながら、どんどん引き込んでいく筆力はさすがだと思わせました。しかし、 1)一家惨殺事件の問題に、催眠療法の依頼を受けたパルク医師の事件を結びつけるやり方に強引な感を覚えたのと、 2)結局のところ、パルク医師事件の容疑者が早い段階に割れてしまい、後は所在の追跡だけ、という展開に終わってしまったのは謎解き物としては残念でした。
by sergeant_cooper
| 2012-02-29 06:42
| 書籍・映画
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