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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『野茂英雄 日米の野球をどう変えたか』(ロバート・ホワイティング/PHP新書、2011)
☆☆☆☆☆ 「みなさん、信じられますか!日本人投手が、今、アメリカのオールスター戦に先発しているんですよ!信じられますか!」 95年のMLBオールスター戦の実況アナウンサーは、立ち上がって興奮気味に叫んだ。この年、野球史が変わった。日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなったのだ。野茂英雄、彼が日米の野球に与えた影響は計りしれない。パイオニアとして黙々と投げ続けた男の物語を、彼のスタイルにマッチした翻訳の文体で味わう決定版。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者は『イチロー革命』(早川書房、2004)等、日米野球文化の本も多く、私も読んで尊敬しているライターです。その著者によるあの野茂英雄の完全「伝記」です。 野茂自身、あまりインタビューに応じなかったり、何度も球団を渡り歩いたり、マイナーに降格したりと波瀾万丈の野球人生を歩んだりしたせいで、2008年の引退以降、一ファンとしても、彼のプロ生活をどう総括していいのか、わからないままでした。が、本著であらためて、あの華々しいメジャーデビュー、不撓不屈のカムバック、そして何よりも、後進たちに道を切り開いたパイオニアとしての偉大さを思い知らされました。 今現在のようにプロ野球でちょっと活躍できると当然のようにメジャーに挑戦できるような環境は90年代にはなかった。全くの逆風をものともせず、アメリカの地に堂々とその足跡を刻んでいった野茂はやはり偉大だ。 著者の筆は単に野茂の活躍を追うだけではなく、その後の和製メジャーリーガーの動向や、日本プロ野球の問題にも及んでいます。「野茂以前」と「野茂以後」でこれだけ(日米)野球を巡る環境は変わったのだ。
by sergeant_cooper
| 2011-08-18 04:52
| 書籍・映画
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