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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『十字軍物語1』(塩野七生/新潮社、2010)
☆☆☆☆★ 長くイスラム教徒の支配下にあった聖都イェルサレム。1095年、その奪還をローマ法王率いるカトリック教会が呼びかける。「神がそれを望んでおられる」のスローガンの下に結集したのはキリスト教国の七人の領主たち。ここに第一次十字軍が成立した。様々な思惑を抱えた彼らは、時に対立し、時に協力し合いながら成長し、難事を乗り越えていく。ビザンチン帝国皇帝との確執、小アジア横断、大都市アンティオキアを巡る攻防…。そしてイェルサレムを目指す第一次十字軍の戦いはいかなる結末を見たのか―。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 『絵で見る十字軍物語』に続く、いよいよテキスト版でしょうか。前著では版画や地図を使いながら、極力マクロに俯瞰した内容だったのに対し、本作(から)は、ミクロな描写に入ってます。前著ではあまりに大局過ぎて読み応えのなさを感じてしまうほどでしたが、今回は、諸侯はそんなことまで対立し、あるいは駆け引きをし、異国の地で戦ったのかと呆れるくらい(諸侯の振る舞い自体と、著者の描写の細かさと合わせて)、読む方もへとへとになりました。 中世の貴族というと何だか聞こえはいいですが、著者も言うとおり、腕力だけが物を言う豪族割拠の世界だったことが分かりました。この程度の、人道も仁義もへったくれもない世界から、後の西欧文明が勃興したなんて信じられないほどです。
by sergeant_cooper
| 2011-02-26 17:50
| 書籍・映画
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