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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『ヒトラーの経済政策』(武田知弘/祥伝社新書、2009)
☆☆☆★★ 第一次世界大戦で国力を使い果たした上に、多額の賠償金を課せられたドイツ。ようやく復興しようとした矢先に世界大恐慌に襲われ、国はボロボロの状態になっていた。しかし、ヒトラーが政権を取るや否や、経済は見る間に回復し、二年後には先進国のどこよりも早く失業問題を解消したのである。ヒトラーの政策は失業問題にとどまらない。労働者には有給休暇、健康診断、福利厚生が導入され、郊外住宅も用意した。食の安全やアスベスト対策など国民の健康にも目を配り、世界で初めて「禁煙」を掲げたのはナチス・ドイツである。大規模店舗法を定め、公務員の天下りも禁止した。これらの政策はいまも現役であることに驚く。現在の日本が見習うこと大である。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 著者はナチスについてライフワークにしているというフリーライター。 この本が発行された2009年春、書店で目立つ位置に平積みされていたので、この本の存在は覚えていました。こう「100年に一度の危機」、「デフレ」が続くと、エコノミストからいろいろな見解が出てきましたが、よもやナチスを取り上げた本が出るとは。 著者も巻末で断っているとおり、本書は敢えてナチスの全体像(マイナス面)は取り上げず、その代わり、あまり語られることのなかった具体的な経済政策、福祉政策例をどんどん紹介しています(ナチス礼賛とも受け取られるほど)。戦争に向けてヒトラーには大いに判断を誤った点があるのは誰しも認めるところでしょうが、本書で大きく取り上げられている、経済学者シャハトが断行した経済政策については、その独創性に感服しました。
by sergeant_cooper
| 2011-02-16 03:11
| 書籍・映画
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