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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『下流志向 学ばないこどもたち 働かない若者たち』(内田樹/講談社文庫、2007)
☆☆☆☆☆ なぜ日本の子どもたちは勉強を、若者は仕事をしなくなったのか。だれもが目を背けたいこの事実を、真っ向から受け止めて、鮮やかに解き明かす怪書。「自己決定論」はどこが間違いなのか?「格差」の正体とは何か?目からウロコの教育論、ついに文庫化。「勉強って何に役立つの?」とはもう言わせない。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 2007年に単行本で出版されたものの文庫化(2009年刊)です。 当時書店で目について、私も記憶にあるので本ブログを検索してみると、2007年5月20日付けで購入したことになってます(が、感想を投稿してない。真面目に読んだのだろうか??) で、改めて読んでみると、どうもやはり記憶がないので、うっちゃっておいたのかも知れません。それはもう今更どうでもいいですが、最近読んだ『日本辺境論』(新潮新書、2009)にも重なるところがある、非常に新鮮な議論でした。 下流志向、なんて表題からすると、何だか怠けている子供や若者が悪い、という風にも受け止めてしまいそうですが、実はそうではない。市場原理(自己決定/自己責任)、消費社会の考え方で全てを(無時間的に)理解して終わりとする風潮があまりにはびこったせいで、このような世の中になってしまった。そういう意味で、新たに生まれつつある子供や若者に対しては、手を差しのべてあげないといけない(し、どうかすると、私自身もそういう悪弊の影響を被っている部分もあるかも知れない)、というとても示唆的な内容でした。 学ぶということ、働くということの意義を再確認させられました。それにしても内田先生というのは、今や当代きっての「知」の担い手になりつつあるようです。
by sergeant_cooper
| 2011-01-26 05:53
| 書籍・映画
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