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1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『遺留品』(パトリシア・コーンウェル/講談社文庫、1992)
☆☆☆☆★ 検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ、第3弾。事件は、仲睦まじいティーンエイジャーのカップルばかりが狙われる連続殺人。これまで2年半の間に4組ものカップルが被害に遭っているというのに、捜査は手詰まりのまま。そこへまたも若いカップルの失踪事件が起きる。失踪した女の子の母親はドラッグ・ツァーの異名を持ち、全米麻薬対策委員長として政界にもつながりの深い大物パット・ハービー。FBIが介入して、何やらものものしい雰囲気の中、わが娘の事件に狂乱するパットはFBIの隠蔽工作を主張して全面対決の構えだ。事件はマスコミを巻き込んでの大騒動と化し、ケイは渦中の人となって巻き込まれていく。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) 週刊文春ミステリーベスト10、1993年海外部門第10位。 コーンウェルの作品というのは、読むのが三作目にしてまだ不思議だなぁと思います。というのも、検屍官という立場上、一応は証拠の科学的な解釈、捜査の方向性を指向する。しかしリンカーン・ライムほどのばりばりの科学捜査一点張りではない。また、多くの関係者を登場させてミスディレクションを用意したかと思っても、(本作でもそうですが)結末は急転直下、それまで現れた関係者ではない(=あまり意外性のない)犯人に落ち着く。むしろ、意外性のあるプロットというよりも、そこに至るサスペンスやケイ・スカーペッタ&マリーノらの捜査ぶりの描写に主眼を置いているかのように思える。そういう意味では、「小説」している。 ただ、本作を読んで改めて感じたのは、いずれも「本格派」と言うべきものであろうこと。今どき珍しいタイプでしょうか。
by sergeant_cooper
| 2010-08-25 03:39
| 書籍・映画
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