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プロフィール
1964年(昭和39年)7月8日生まれ。蟹座でB型。
広島市出身、東京都国立市在住。 学生時代は水泳部(ちなみに100m自由形のベストタイムが60秒ジャスト)。 一番の趣味はアメリカンフットボール観戦で、1992年以来のNFLファン。好きなチームはTennessee Titans。 好きなアーティストのコンサート(浜崎あゆみ、クラシック等)に行ったり、路上ライブで見つけた若手のライブに行ったり。ピアノを始めたのも近年のマイブーム。演奏の動画は、以下です。 「片想い」 「17才」 「サイレント・イヴ」 「Honesty」 「We're All Alone」 「スター・ウォーズ」 「Voyage」 「上からマリコ」 「希望の轍」 ブログパーツ
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『ガラスの巨塔』(今井彰/幻冬舎、2010)
☆☆☆☆★ 一万人を超える社員を抱え、国内外に82の支局を構える全日本テレビ協会。ここに、三流部署ディレクターから名実ともにNo.1プロデューサーにのし上がった男がいた。湾岸戦争時に作った一本のドキュメンタリーをきっかけに、受賞歴多数の社会派ディレクターとして名を馳せ、プロデューサーとして手掛けた「チャレンジX」は視聴率20%超の国民的人気番組に。天皇と呼ばれる会長の庇護の下、「選ばれし者」の特別職に誰よりも早く抜擢され、さらなる野望をたぎらすのだが…。悪意と情熱が交差するとき、栄光は汚辱に塗り替えられていく。元NHK看板プロデューサーが書き下ろす問題小説。(以上、出版社の内容紹介より抜粋) NHKの2000年代の看板番組「プロジェクトX」のプロデューサーが、その舞台裏の暗闘について小説の形で書き下ろしたフィクション。もっとも、仮名を用いたと言っても、実質的には内部告発に近いノンフィクションでしょう。 読んで一言。NHKがこれほどまでに派閥的かつ官僚的な組織で、足を引っ張り合い、妬みや陰謀の巣くう世界だとは知りませんでした。その意味ではショック。著者としては、その実態を読者・視聴者にさらけ出せただけでも、本書を著した目的は達成されたと言えるでしょう。 しかしそれにしても、先日の解説委員さんの自殺と言い、こういう風な感じの「生き馬の目を抜く」世界はグロテスクで不可解。視聴率や賞といった目に見える成果が問われる究極の能力主義、成果主義の組織に、上司や視聴者の声を振りかざして保身を図る官僚主義がはびこっているのは本当にいびつだ。
by sergeant_cooper
| 2010-08-14 06:23
| 書籍・映画
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